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ナルコレプシーとは
特発性過眠症と似ている病気でナルコレプシーという病気があります。
特発性過眠症との違いは、特発性過眠症の方が、眠気が比較的弱いのと、一度寝てしまうと何時間も熟睡してしまうのに対して、
ナルコレプシーの場合は、強烈な眠気が襲い、日中でも突然居眠りをしてしまうのですが、居眠りの時間は比較的短く5分から20分くらいということです。
また、特発性過眠症は、眠っている時間が長くても、全く眠った気にならず、だるさや頭痛、めまい等の症状がでる場合が多いのに対して、
ナルコレプシーの場合は、眠ったあとの爽快感があり、だるさや頭痛、めまい等の症状は起きにくいですが代わりに、ナルコレプシー独特の症状があります。
ナルコレプシーの代表的症状
1.過剰な眠気
ナルコレプシーが発症すると、ふとした瞬間に居眠りをしてしまうのですが、自分の意志で眠気を制御できなくなり、何度も繰り返して居眠りを繰り返してしまうため、周りから、「集中力がない」「やる気がない」などと思われてしまうことも多いです。
ですが、本人としては決してそんなことはなく、起きていようと努力しても、努力では耐えられないほどの眠気が襲ってくるのが、ナルコレプシーという病気です。
2.情動脱力発作
驚いたり、感動したり、喜怒哀楽の感情が現れた時に突然、筋肉の力が抜けてしまう症状です。中には、立っていられなくなるほどの強い症状が出ることもありますが、大抵の場合、少し時間が経てば収まります。
3.睡眠麻痺
眠りの浅い時に全身の力が抜けてしまい、金縛りのような感覚になってしまう場合や、妙に生々しい感覚の悪夢を頻繁にみることがあります。
そのため、目が覚めても悪夢の感覚がハッキリと思い出し、長期に渡ると現実と区別がつかなくなってしまうケースもあります。
ナルコレプシーも特発性過眠症と同じく、はっきりとした原因の解明がされていない病です。
事故などを起こしてしまう可能性もあるので、体の異変に気づいたら無理をせず、早めに医師の診断を受けられることをお勧めします。
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